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> 2023年度の関西英語英米文学会大会(第80回大会)および総会は、12月24日(日)14:00から、ZOOMにて開催いたします。 > > 参加ご希望の方は、大会前日までに、事務局まで、メールにてお知らせください。事務局のアドレスは、idogaki@kansaigaidai.ac.jpです。ZOOMでの参加に必要な情報を、メールにてお送りいたします。 > > > プログラム > (1)総会(14:00~14:30) > 1.2022年度会計報告 > 2.2024年度(第81回)大会 > 3.会誌Kwansai Review > 4.新入会員紹介 > 5.次年度会費 > 6.学会HP(現在Chromeでは、「掲示板」が閲覧できませんので、Edgeでのご利用をお願いいたします) > 7.次期役員 > 8.その他 > > (2)授業実践報告(14:30~15:05) > 報告者:大野久美(創価大学) > タイトル:演劇入門における学びの効果―オンライン授業の取り組み― > 司会:町田哲司(関西外国語大学名誉教授) > > 報告要旨 > 創価大学では現在でもオンライン授業の改善に取り組んでおり、大野が担当する科目の「演劇入門」は、デジタル化を推進する授業として認められた。この科目は受講生200名以上の大人数授業である。授業の流れは、映像をオンラインで流し、パワーポイントを使い解説して分析を深めていく。コロナ禍以前は大画面のスクリーンのある大教室で行っていた。設備も良く迫力、音の効果も抜群で学生のアンケート回答の満足度も大きかった。また、当時はこの対面方式が演劇鑑賞の「常識」と認識していた。 > 2020年2月以降国内で新型コロナウイルス感染症の広がりを受けて事態が大きく変化した。これまで「常識」と思っていたことを変えなければならなくなった。経験したことのないオンライン授業で演劇を講義することとなり、オンラインで何ができるだろうか、対面と同じように講義を展開できるかなど、授業内容・計画の見直しに追われることとなった。 > しかし、今まで「常識」としていたことは単なる固定観念にすぎなかった。学生たちは各自目の前のパソコンで映像を鑑賞することができ、対面の時よりも臨場感に浸りながら感情移入できた。大教室では積極的に質問ができなかったが、オンラインではチャット機能を使って質問できる。それにより学生は授業の理解度が増し、教員も対面では気付くことがなかった学生の疑問点を知ることができた。コロナ禍以後、3年間で「演劇入門」はオンライン授業として定着し、オンライン授業として最良のものであると実感している。 > 本発表では、舞台映像の『王女メディア』を取り上げて実際の授業の一端を紹介する。特に、舞台装置の特徴や登場人物の内面を視覚的に捉える場面など取り上げて、対面方式とオンライン授業の両方における学生の反応を、アンケートをもとに報告してゆきたい。 > > (3)研究発表(15:05~15:50) > 発表者:藤倉ひとみ(創価大学) > タイトル:The City and the Pillarに見られるジェンダーロールへの抵抗と敗北 > 司会:町田哲司 > > 発表要旨 > ゴア・ヴィダルのThe City and the Pillar (1948)はアメリカ文学史上初めて同性愛を正面から捉えた作品として話題に挙がり、物議を醸したが、ゲイ・シーンを赤裸々に描いた単なるカミングアウト小説ではない。主人公ジムはゲイであるだけでなく、自分と密接に関係する家族やコミュニティで築かれたジェンダーロールの支配に抑圧を感じ、抵抗していく人物としても描かれている。故郷である南部を離れ、アメリカ中を渡り歩くジムであるが、様々な人との交流を通じて、同性愛者であれ異性愛者であれ、社会通念化されたジェンダーロールから逃れられないことを本作では物語っている。本発表では、アメリカ社会が理想とするジェンダーロールの中で生きるゲイのジムと、さらに彼の周辺の人々が見せるそのジェンダーロールへの抵抗と敗北について分析し、その根底に「他者を支配したい」という感情が人々の心に渦巻いていることを明らかにする。特に、ジムを中心に父子関係に着目し、父親像への抵抗と敗北について考察する。 > > 「事務局からのお願い」 > *学会HPですが、Chromeですと、掲示板が閲覧できなくなっております(HPそのものの閲覧は可です)。Edgeですと閲覧可能ですので、当座、Edgeでのご利用をお願いいたします。
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