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> 2022年度の関西英語英米文学会大会(第79回大会)および総会は、12月11日(日)14:00から、ZOOMにて開催いたします。 > > 参加ご希望の方は、大会前日までに、事務局まで、メールにてお知らせください。事務局のアドレスは、idogaki@kansaigaidai.ac.jpです。ZOOMでの参加に必要な情報を、メールにてお送りいたします。 > > プログラム > (1)総会(14:00~14:15) > 1.2021年度会計報告 > 2.2023年度(第80回)大会 > 3.会誌Kwansai Review > 4.新入会員紹介 > 5.次年度会費 > 6.その他 > > (2)授業実践報告(14:15~14:50) > 報告者:チアノ典子(関西外国語大学短期大学部) > タイトル:College English Grammarにおけるアウトプット活動の実践報告―創造的Q&Aを取り入れたグループ・ペアワークの試み― > 司会:町田哲司(関西外国語大学名誉教授) > > 報告要旨 > 言語を習得するためには、豊富なインプットと豊富なアウトプットの両方が必要で、これらを日常的に行うことが望ましい。しかし、国内の英語学習者は、日常生活において英語を使う機会が少ないのが現実である。教室外で英語を使う機会が少ないからこそ、教室内ではできる限りのアウトプットを行う機会を意識的に設けることが求められる。本実践報告では、教室でのグループ・ペアワークで取り組むアウトプット活動について報告する。とりわけ、創造的Q&Aを取り入れた活動について詳しく述べる。創造的Q&Aは、質問者(教員)が回答者(学生)の理解度を測るために提示する質問 (display question)とは異なり、学生から未知の情報を得るために行う質問である。創造的Q&Aを行うメリットは、質問者と回答者の間に存在するdoubtの要素がQ&Aの真実性を高め、学生のアウトプットを誘発することである。また、創造的Q&Aには、教材と学習者の心理的距離を縮める効果もある。授業内活動及び授業外課題の具体例、学生の反応等について実践報告を行いたい。 > > (3)研究発表(14:50~15:35) > 発表者:井戸垣 隆(関西外国語大学短期大学部) > タイトル:「に違いない」を意味する must の否定表現について > 司会:町田哲司 > > 発表要旨 > 教師生活三十数年のなかで、「この英語は間違いである」とか「このような言い方は絶対にしない」などと教えてきたことが、最近では「そういう言い方もする」や「その方が一般的である」といった事実に直面することがある。一例をあげると、「A は B と異なっている」を A is different from B. とするのが正しく、A is different than B. は誤りであると貫き通してきた「信念」を覆さざるをえなくなって十年以上が経過する。「思わず〜してしまう」の cannot help but do という混交形を「これが普通である」と教えだしたのは五年ぐらい前からのことであろうか。さらに、水面下では学習辞典や参考書などに掲載されつつはあるものの未だに「市民権」を得られていないものの中に、「に違いない」を意味する must の否定形がある。He must be hungry.「彼は空腹であるに違いない」の否定は He cannot be hungry.「彼は空腹のはずがない」と条件反射的に即答される方も多いと思われる。ところが実際問題として(特に米用法)、He must not be hungry.「彼は空腹ではないに違いない」の形が多く使われている。本発表では、辞書・参考書などにおけるこの用法の記載状況や、 cannot と must not にどのような意味上の違いがあるのかを検証していきたい。筆者は十年くらい前にはこの用法に気づき、これまで授業内で言及したり、筆者編の「文法問題集」で解説等を行ってきてはいたが、「研究発表」として話をする機会はなかった。この場に厚く感謝申し上げる次第である。
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