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> 第77回 関西英語英米文学会大会開催ご案内 > > 会員各位 > 2019年7月1日 > 会長 町田哲司 > > 第77回関西英語英米文学会大会ならびに懇親会を下記の要領にて開催いたします。ご多用中とは存じますがご出席くださいますよう、ご案内申し上げます。 > *7月17(水)必着で、同封の返信用ハガキのご返送をお願い申し上げます。懇親会出席のお返事をいただいた方で、当日止むを得ず欠席される場合は、7月19日(金)までに本部(machida@kansaigaidai.ac.jp)、もしくは7月19日(金)16:00までに大阪教育図書(06-6361-5936)までご連絡ください。それ以降のキャンセルおよびご連絡のない場合は、後日懇親会費を徴収させていただきますので、ご留意ください。 > > 記 > > 日時 2019年7月21日(日)14:00〜16:45 > *日曜日ですので、ご注意ください。 > 場所 大阪産業大学・梅田サテライトキャンパス > 大阪駅前第3ビル19F(大阪市北区梅田1-1-3、TEL.06-6442-5522) > 8ページのアクセス・マップをご参照ください。 > > 総会(14:00〜14:15) > 会長挨拶 町田哲司(関西外国語大学) > 議事 > 議題 > 1. 次回開催予定 > 2. 次期役員選出 > 3. 会誌Kwansai Review 35, 36合併号出版報告、37号原稿募集 > 4. 2018年度会計報告 > 5. 新入会員紹介 > 6. その他 > > 研究発表(14:15〜16:45) > 篠 直樹(大阪大学・院生)「Jonathan Safran Foer作品にみられる距離生成によるアイデンテティ戦略」 > 司会: 大野久美(創価大学) > > 森田竜斗(関西外国語大学・院生)「結果不定詞の意味論」 > 司会:澤田治美(関西外国語大学) > > (休憩15:45〜16:00) > > 澤田治美(関西外国語大学)「「是認」と「可能性」の間 ――“may〜but”構文の多義性をめぐって――」 > 司会:小谷克則(関西外国語大学) > > 懇親会(17:00〜19:00) > 会場 日本料理・河久(大阪駅前第3ビル33階 TEL. 06-6346-0770) > 会費 専任職のある会員の方6,000円、それ以外の会員の方4,000円、非会員の方7,000円 > > 多数のご参加をお待ちしております。 > > 【研究発表要旨】 > 〇篠 直樹「Jonathan Safran Foer作品にみられる距離生成によるアイデンティティ戦略」 > 現代のユダヤ系作家を代表するJonathan Safran Foerの作品には、ユダヤ性への回帰志向がうかがえる。一般的に、Foerの最も有名な作品はExtremely Loud and Incredibly Close (2005)であり、そこに描かれた9.11テロの表象は、父親をテロによって失った少年、Oskarの心的外傷の経験とそこからの回復であり、商業的にも大きな成功を収めた。その結果、Extremely Loud and Incredibly Closeはユダヤ系作家作品の枠内に留まらない、「アメリカの物語」として広く賞賛され、受容されるに至った。もちろん、トラウマとそこからの回復という主題はFoerにとっても、あるいはユダヤ系作家全般にとっても重要であることは間違いない。しかし、一方で、Foerに関する批評もまた、「トラウマ」という観点にのみ焦点が集中されがちである。そこで発表者は、Foerによる物語世界の「距離生成」の技法に注目する。すなわち、作品内の舞台を現代から過去に、あるいはアメリカから旧世界(ヨーロッパ等)に移行させ、異化することで、読者の自己に「揺れ」をもたらし、エスニシティにおけるルーツ回帰を促すような物語戦略である。このような仮定にしたがい、作品分析を行うことで、Foer作品への新たな読みの可能性と、上記の戦略性の特質を、明らかにする。 > > 〇森田竜斗「結果不定詞の意味論」 > 本発表では、以下の例の下線における結果不定詞構文について論じる。 > (1) a. Mrs. Straker awoke at seven in the morning, to find that her husband had not yet returned. (A. C. Doyle, The Naval Treaty) (下線筆者) > b. In Winesburg the girl who had been loved grew to be a woman. > (Sherwood Anderson, Winesburg, Ohio) (下線筆者) > c. He went away, never to return. (Visser (1984: 1011)) > d. I ran all the way to the station only to find the train had just left. > (Huddleston and Pullum (2002: 1224)) > 不定詞標識toは、方向を表す前置詞toに由来することから転じて、未然的な事態を導く形式であると一般にみなされている。しかし、結果不定詞は主節で表された事態が生じた後に結果として実際に起こる出来事を表すという点で、他の不定詞の用法とは異なっている。 > これまで、結果不定詞に関しては、「実現性」(“realization”)、「意志性」(“intensionality”)、「予測可能性」(“predictability”)の観点から分析が進められてきた。これらの分析を踏まえ、本発表では、結果不定詞が已然的な解釈を受ける要因として、主節動詞および不定詞標識toの透明化現象(“Transparentizing Phenomena”)という概念を提案する。 > (2) 透明化現象(Transparentizing Phenomena): > 主節動詞句および不定詞標識toが持つ意味が相対的に希薄化し、主節のテンス・アスペクト・モダリティ・否定が補文動詞に転移する現象。 > > 〇澤田治美「「是認」と「可能性」の間 ――“may〜but”構文の多義性をめぐって――」 > 本発表の目的は、英語の“may 〜 but”文が持つ「是認」という言語行為的な意味(=「確かに〜だが、しかし…だ」)と「可能性」(=「もしかすると、〜かもしれない」) という認識的な意味の違いについて考察することである。この構文の多義性に対して、文学作品の実例を通してアプローチしてみたい。 > 以下の例(ミッチ・アルボム『モリー先生との火曜日』から)を見てみよう。 > “Dying,” Morrie suddenly said, “is only one thing to be sad over, Mitch. Living unhappily is something else. So many of the people who come to visit me are unhappy.” > …… > “I may be dying, but I am surrounded by loving, caring souls. How many people can say that?” > (M. Albom, Tuesday with Morrie) (斜体筆者) > > モリ―先生は、死が近い。斜体部の解釈は、「是認」であろうか、それとも「可能性」であろうか。 > 進行形の文“I may be dying”は「現在進行」であろうか、「未来進行」であろうか、それとも、「こと > の成り行き」であろうか。 > > 【「お問い合わせ窓口」について】 > 「お問い合わせ窓口」は、本部の方で一括して担当しております。メールにて、machida@kansaigaidai.ac.jpまでお願いいたします。 > > 【「名簿記載事項」変更届について】 > 「名簿記載事項」の変更(特定項目の削除依頼含む)につきましては、下記のいずれかにてお願いいたします。 > 1. machida@kansaigaidai.ac.jpまでメール。もしくは573-1001枚方市中宮東之町16-1関西外国語大学・町田研究室まで文書。 > 2. 大会出欠ハガキの「名簿記載事項変更届け」を利用。 > 3.「会費振込用紙」の「通信欄」を利用。ただし、通常、振込用紙では、お名前と入金額、入金日のみ確認いたしておりますので、何らかの変更のある方は、かならずその旨、通信欄にご記入ください。 > > 【発表募集】 > 研究発表者を募っております(随時)。ご希望の方は、e-mailアドレス、TEL、最終学歴、現在の所属(非常勤の場合は[非]、院生は[院生]を付ける)、論題(仮題で結構です)を、本部(machida@kansaigaidai.ac.jp)までメールにてお知らせください。また、発表日のおよそ2か月前にレジュメ(横書き400字程度)を添付ファイルにてご提出ください。 > > 【会誌Kwansai Review 35, 36合併号発送のお知らせ】 > 会誌Kwansai Review35, 36合併号をお送りさせていただきました。2018年度分の会費を納入された方で未着の方がおられましたら、ご面倒ですが、本部までご連絡下さい。machida@kansaigaidai.ac.jpまでメールで、もしくは573-1001枚方市中宮東之町16-1関西外国語大学・町田研究室まで文書で、お願いいたします。 > > 【会誌Kwansai Review 37号原稿募集】 > 下記の要領にて、会誌Kwansai Review 37号の原稿を募集いたしております。ぜひご投稿くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。投稿規定を逸脱した原稿は、審査の対象となりませんのでご注意ください。 > > 原稿の締切:2019年9月30日必着 > 査読結果通知:2019年12月31日頃 > 発行:2020年3月31日 > 提出方法・提出先: > 添付ファイル(MS Wordファイル形式)を、machida@kansaigaidai.ac.jp までお送りください。 > > ファイルをいただいてからできるだけ早く受け取り確認の連絡をさせていただきます。提出後しばらくしても連絡がない場合は、ご面倒ですが、本部までご連絡ください。 > 査読審査のうえ、採否を決定させていただきます。修正をお願いする場合もありますので、ご了承ください。 > 出版協力金:専任教員―1万円以内、非常勤講師―5千円以内、院生ほか―3千円以内。 > *関西英語英米文学会大会での発表、講演、シンポジウム等に加筆・訂正した論文については、できるだけ無料にしたいと思います(掲載論文数によっては、協力金をお願いする場合がでてくるかもしれません)。 > > 「関西英語英米文学会投稿規定」 > > <本規定の趣旨> > 関西英語英米文学会が発行する機関誌Kwansai Reviewは、この投稿規定に従う。学会員の皆様からの投稿を大いに歓迎いたします。公正な査読を経て、高い水準の論文等を掲載できればと願っております。なお、本規定を逸脱した原稿は審査の対象となりませんので、ご注意下さい。 > > <原稿の提出> > 1.添付ファイル(MS Wordファイル形式)で提出すること。なお、匿名審査を行うので、原稿には氏名を記入しないこと。 > 2.投稿者の氏名、E-mailアドレス、TEL、最終学歴、現在の所属(非常勤の場合は[非]、院生は[院生]を付ける)、論文のタイトル、準じた書式(投稿規定10を参照のこと)を記入したファイルも、添付ファイルで提出すること。口頭発表をもとにした原稿の場合はその旨も記入しておくこと。 > 3.期日、提出先は、募集の際に指示する。 > > <投稿者および投稿原稿の資格> > 4.投稿者は関西英語英米文学会所属の学会員に限る。但し、本会が依頼した原稿についてはこの限りではない。 > 5.投稿原稿は未公刊のものに限る。但し、口頭発表したもので、その旨投稿規定2のファイルに明記している場合は審査の対象となり得る。 > > <書式と用語> > 6.原稿は横書きとする。 > 7.用語は日本語、または英語を原則とする。 > 8.注は末尾にまとめる。 > 9.外国の人名(登場人物名含)、地名、書名などは、少なくとも初出の箇所で原名を記す。 > 10.書式については第6版以降のMLA、もしくは第5版以降のAPAに準ずること。どの書式に準じたかを投稿規定2のファイルに記入すること。 > > <投稿原稿の分量> > 本文および注や参考文献、タイトル等を含めて、規定分量を下記のごとく定める。 > 11.和文の場合、A4判用紙に1枚40字×35行、14枚以内とする。 > 12.英文の場合、A4判用紙に1枚80ストローク×35行、14枚以内とする。 > 13.上記の規定分量を超える場合には、不採用となる。 > 14.提出されたファイルは採否に関わらず返却しない。 > 15.投稿原稿は査読を経るものとする。 > 16.審査委員は無記名原稿を査読し、公正かつ建設的な意見を添えるよう努める。 > 17.原稿の採否および掲載時期は編集委員会で決定する。 > 18.印刷上の体裁については、編集委員会が判断する。 > > <校正など> > 19.原稿は完成原稿とする。原稿提出後は、審査員が要求した個所以外の修正は認めない。 > 20.校正は再校まで執筆者が行う。その際の加筆訂正は、植字上の誤りに関するもののみとする。 > 21.執筆者用の抜刷は30部とし、別に本誌2部を呈する。 > > <負担金など> > 22.本会からの依頼原稿等を除き、稿料は払わない。 > 23.執筆者に負担金をお願いする。(負担金の具体的な金額については、その都度決める。) > 24.特殊文字や図版等によって多額の費用を要する場合、その費用を上記負担金に加えて別途投稿者に請求することがある。 > (2015年7月25日施行) > > 【2017年度収支報告(2017年4月1日〜2018年3月31日)】 > 収入の部(円) > 前年度繰越金 2,752,512 > 懇親会費(7月) 29,000 > 懇親会費(12月) 44,000 > 会費 283,000 > 執筆負担金 30,000 > 利息(郵便局\3+銀行\2) 5 > 合計 3,138,517 > > *懇親会費内訳 > 懇親会7月―¥3,000×7人=¥21,000、¥2,000×4人=¥8,000 計¥29,000 > 懇親会12月―¥5,000×7人=¥35,000、¥3,000×3人=¥9,000 計¥44,000 > > *会費内訳 > \7,000×29人=\203,000 > \5,000×1人=\5,000 > \3,000×25人=\75,000 > 合計 \283,000 > > *執筆負担金 > ¥10,000×3人=¥30,000 > > 支出の部(円) > 支部補助金 15,000 > 交通費補助(2人) 30,000 > 事務局費 47,329 > アルバイト代 11,000 > 大会関係費 164,698 > 理事会関係費 16,000 > 郵送費関係 10,736 > 文具費 1,421 > 懇親会費7月 42,000 > 懇親会費12月 64,246 > 会誌関係費 206,147 > HP運営費 5,466 > 次年度繰越金 2,524,474 > 合計 3,138,517 > > *大会関係費内訳 > 講師料 ¥160,000(3人) その他 ¥4,698 > > 2017年度収支を上記の通り報告いたします。 > 2018年7月22日 > 会計 井戸垣 隆㊞ > 上記の通り相異ありません。 > 会計監査 チアノ典子㊞ > 横山 哲彌㊞ > > 【役員一覧】 > (2018年4月1日〜2020年3月31日) > 会長 町田哲司(関西外国語大学) > 副会長 大野久美(創価大学) 松本恵美(関西外国語大学) > 事務局長 井戸垣 隆(関西外国語大学短期大学部) > > 理事 井戸垣 隆 江尻雅一(京都産業大学) > 大野久美 柏原陽子(大阪産業大学) > 片渕悦久(大阪大学) 田代直也(関西外国語大学) > 玉井久之(関西外国語大学) 時岡ゆかり(大阪産業大学) > 町田哲司 松本恵美 > 松本敬子(創価大学) 持留浩二(佛教大学) > > 東京支部支部長 大野久美 > > 編集委員 片渕悦久 大野久美 小谷克則 井戸垣 隆 町田哲司 > > 会計監査 チアノ典子(関西外国語大学短期大学部) > 横山哲彌(大阪教育図書) > > 名誉顧問 押谷善一郎(和歌山大学名誉教授) > 澤田治美(関西外国語大学) > > 【会費納入のお願い】 > 2019年度会費納入用の郵便振替用紙(関西英語英米文学会:00970-6-281143)を同封いたしておりますので、よろしくお願い申し上げます。今年度は、専任職のある方は7000円、それ以外の方は3000円となっております(2018年7月22日の理事会、総会で承認)。 > 各年度の3月31日までに会費未納の場合は、次年度より会員資格を失いますので、ご注意ください。 > 振込用紙を紛失された方は、お手数ですが、郵便局に備え付けの用紙をご使用ください。 > *大会当日は懇親会費のみの受付となります。会費は、必ず、振込用紙にて納入していただきますようお願いいたします。 > 納入状況について不明な点がありましたら、machida@kansaigaidai.ac.jpまでメールにてお問い合わせください。 > > 【学会ホームページ】 > 「学会ホームページ」を昨年度より開設いたしております。URLは、http://hp1980tkeaalsoj.sakura.ne.jpです。関西英語英米文学会でご検索ください。 > 「掲示板」を設けております。最新の学会情報は掲示板を使って発信してまいりますので、ぜひ定期的にご覧ください。また、皆様からの情報発信、情報交換の場として、新しい情報や、ご意見、ご質問なども、お気軽にお書き込みください。 > > > > 【アクセス・マップ】 > >
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